忙しい事は良いこと・・しかし [独立]
最近、このブログの更新も遅れているのですが、この一週間、最初は暇で、後半からばたばたとしています。
今月、入るであろうと思っていた仕事も、来月に繰り越し、どうも、今月は仕事がないのかと思っていたら、ばたばたと入ってきて、先週の後半から忙しくなりました。
U邸についての実録の更新が遅れていますが、これについては、長々と第二話書きます。なんでこんなプランにしたのかとか、なんでこんな形なのか。とかです。そして、紆余曲折を経て、やっと施工する工務店が決まったことなど、実務ならではの話を載せますが、それは、次回・・・・・・・
しかし、仕事とは非情なもので、結局、土日も仕事してましたね。
最近、休みという認識が無く、暇なとき休み、忙しいとき仕事という感じで、特に休みの曜日を決めていないのです。生活自体が仕事であり、暇なときが休みなのです。これこそフリーの醍醐味なんでしょうね。
最近、どなたにも、「休みなの?」と聞かれると、
「ええ 休みです」とか「仕事してます」
と気分で答えています。
本来の意味での仕事、すなわち、「建物の設計」という仕事がまだ来ませんが、小さな仕事で、U邸やK邸が完成してくれれば、少しは建物の設計があるのかなとも思っています。
しかし、ある本に、「新築が必ず良いとは限らない」とありましたが、これは賛成ですね。確かに、少し前の(基準法の基準が変わる以前 1981年以前)の建物である場合には、そうとうの構造の補強が必要でしょうが、そもそも、取り壊すというのは資源の無駄と言ってもおかしくないからです。オーナー様にどちらがよいか、聞くと、たぶんこれについては半々の意見でしょう。新築は耐震基準が当然良いがリフォームよりはお金はかかりますから。
行政も国土交通省も、本当に100年3世代住める家の規格を模索しています。少し前の住宅は、3世代どころか、2世代も持たない 20年持てばいいという家となってますが、それを3世代です。持たせるのは、構造をごつくするというのと、建材も貧弱な材料を使わないということで、つくる家自体もコストアップは免れませんが、3世代で払ったり、不動産価値を高めれば、できることだと思っています。
今、施工しようとしているU邸については、そんな家を作ろうと思い、スペックも分譲住宅やメーカーの家より当然良いと思っています。スペックというのは構造体、そして、使用する部材です。といっても、内装や機器類は、家よりも長持ちしませんので、構造体がしっかりしていれば、数回のリフォームに耐えられると思います。
しかし、設計や企画・ボリューム出等やっていると、設計の醍醐味はやはり、戸建ての住宅、それも注文、分譲じゃない家こそが醍醐味が味わえるなーと思っています。商業施設やマンション、分譲住宅・倉庫など、どれもパターンがありますから。一番変化が富んでいて、決して同じものはないのは、戸建ての「家」でしょう。
脈絡もなく、ずらずらと書いてしまいましたが、次回は、画像付き解説あり、U邸ができるまで実録を掲載したいと思っています。
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