衝撃の2025年 4号特例縮小 [住宅]
当事務所は 特に影響なく むしろ歓迎とも言えますが、2025年度に建築基準法改正となり、
今まで 喉の奥に刺さった とげのような 「4号特例」が縮小されます。
縮小内容として、2階建の低層木造住宅 平屋も200㎡以上 は 「構造計算必要」となります。
今回、そうなった理由は、省エネ法により 断熱材や 太陽光パネルを載せると 現在の仕様規定では 構造耐力が足りない ということで、もともとその危険性は 当方も指摘していたことです。
ゆえに、今回、そのようなへんこうとなってますが、いままで不要で作ってきた 意匠事務所や工務店には寝耳に水ですね。
大工さんレベルではもはや どうにもならない話となってしまいます。
当方も仕事が増えるとは考えてますが、それ以上に 何も構造的な事を考えず作ってきた人たちが 突然できるようになるのかは できるわけなく、結局、仕事も難しくなるという印象です。
あけましておめでとうございます!2022 [世間話]
ブログの更新が少ないですが、会社として新年の ご挨拶です。
2022は、大きく変化はないかと思いますが、変わらず、仕事の門戸は広げて チャレンジしながら成長していこうかと思います。
住宅ローンも 0.7%の控除と 今までよりも ローンには厳しい環境で、建築費用もUP 加えて、省エネ補助もますます強化され、お金ばっかりかかる家づくりとなってますね。
当事務所は 構造寄りですが、バランスよく設計していきますので、新築・リフォーム問わず、ご相談ください。
本当にエコなのか? 太陽光パネルなどの省エネ設備 [住宅]
環境省が 太陽光パネルをこれから 年間新築の家の 6割に載せるよう 方針・・・・ とありましたが、そもそも 本当に 環境に良いのか エコなのか??
太陽光パネルは ちょっと前まで、電力会社が買い取って それで載せる お得感を演出していたが、今は、買取は消極的で、だんだん値段も下がり、当初、収支的な書類で太陽光を載せると判断したお施主さんには 許容できない結果となっている。ある意味 だまされている。
自分は 太陽光パネルについては、そもそも電力会社の買取がずっと続くとは思っていなかったし、そもそもエコなのか? と思っていました。
太陽光パネルは調べると、15年前に比べ 価格も下がりましたが(今は 逆に上がりましたが)、原料とパネルを作る人手も 実は 昨今、人権問題で噂の ウイグル等で作っている模様で、パネルの材料は山を切り開き 鉱山のように自然破壊して 原材料のシリコンを採取しているようです。人件費を安く抑えたい ということでウイグルで作るんでしょうが、人権問題がかかわっているので、もはや 自然破壊と人権侵害で ダブルで 大問題なもとのなってます。この話を聞くと 一体何が エコなのか・・・・です。
カーボンニュートラル とか カーボン~ と二酸化炭素を抑えると言ってますが、抑える機械設備を作るのに二酸化炭素を出している現状で、エコはただの売り文句となってます。こういうことって多く、SDGsも 自分から見ると 売り文句に感じます。
太陽光パネルは 当然ながら 載せると重くなり、既存の家に載せると 耐震性が下がります。地震力は、建物の重さが基で、発生します。つまり、軽ければ 地震では揺れないのです。でも、なぜか載せることを推奨してますね。新築であれば、最初から載せることを前提で設計すれば 当然 耐えられる建物となりますが、当然 多少なりとも 本体のコストアップにつながります。
太陽光パネルを載せるよりも 耐震性能を向上することが 国家安泰と 被災後の復旧 そして 被災後の見舞金等を減らすこともでき、日本の様な災害大国では そっちが先だろうと 自分は思うのですが・・・
そういえば、太陽光パネルは 後載せにしても 最初から載せるにしても、屋根と別ならば、屋根が塗り替え・修理 という場合は いちいち取り外さないといけません。瓦と一体型もあるので、それであれば その心配もないのかもしれませんが、板金屋根となると 15年程度で 塗り替え必要となったりします。その場合 どうするのでしょうか・・・
いづれにしても、太陽光パネルは 載せていいものなのか・・・・ エコだとか 儲かるとか 得だとか そういう目線で考えるだけではいけないのではないかと思います。