住宅に向いている土地とは・・・・その2 [住宅]
住宅に向いている土地の話で前回は、地盤でした。
ちょっと補足しますが、自分は関東でも絶対に住みたくないとんでもない場所があります。あえて、書きませんが、そこは、以前川の通り道で、ちょっと昔は、大雨が降ると水があふれ、しょっちゅう床上・下浸水があった場所です。穴を掘ると水が出てきて、しかも、夏凄く暑く、湿気が高い・・・・という場所です。
（心当たりのある方、どうもすみません）
おっと、今、書きましたが、大雨が降ると浸水するような水はけの悪い場所もNGですよ。なにせ、水はけが悪い＝地下水位が高い＝川が地下にあるようなもの＝昔、川だった・・・となりますから。
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話を本題に戻しますが、今回は防災上です。
これについては、言うまでも無く、都市部が危険です。都市部の自治体も準備しているようにも見えますが、まだまだです。準備している最中で、「今」大地震があったら、たぶん、物資も足りず、復旧は遅れ、大変になることは必定。
最も、大地震が起きて、すぐに平静に保つというのが無理な話ですが・・・・・
地震が起きることでの事故は考えられるだけで、無限にあり、もはや、書きつくせません。建築をやっている者から言えば、普段からご自身で準備しておくこと以外にアドバイスしようがありません。都市部では、建物が高層化してますから、当然、地震が起きたら、家から出て、避難所に行くことになるでしょう。避難所は溢れかえり、大変な事態でしょう。それはそうと、ご自身で準備しておくのは、最低「食べ物と水 ３日分」というところでしょう。
これだけ書くと、都市部には住めないという結論になってしまいます。
都市部はそんなリスクと向かい合わせの分、仕事に通いやすいというメリットがあるとうことになります。が、近いということで、家賃・地価・建物の価格も高いので、その上、リスクも高いということで、これでは、郊外の方が圧倒的にいいということにもなってしまいます。
（これを書きながら、都市部に以上に恐怖を感じざるをえませんが・・・）
都市部の悪いところばかり書きましたが、この間の新潟の地震は、思いっきり非都市部です。それでもあれだけの破壊と死傷者が出たのですから・・・・とはいえ、地震のマグニチュードが神戸よりも上だったのも関わらず郊外ということであのくらいですんだといっても過言ではないことも確かです。都市部はやはり地震においては無力なのかもしれません。
昨今、大雨・台風についても、都市部が不利となってます。水はけが悪い都市部では、地下室に閉じ込められたりする事件も発生し、都市部で地下室を家に作りたいという人の夢をこわすような事件です。地震だけに気をつければいいというわけではないと思います。
結論としては、都市部は災害上は住むには向いていないということです。
地下室に居室は作らないとか、都市部でも高台（例えば、文京区とか）を選び、災害に対して、準備の行き届いている区や市に住むということでしょう。街を選ぶとき、市役所などでそういう情報を仕入れて、かつ、実際に住んでいる人にも聞いてみましょう。災害時の対応については、消防署の方が詳しいでしょうから、聞いてみて損はありません。
もちろん、都市部だけでなく、郊外でも市の災害準備度には気を使ったほうがいいと思います。
次回は、No3を書きますが、子育てという観点で、私なりの持論を展開しつつ、どんなところがいいのかを書きたいと思います。
自分にも子供がいるので、次回の記事を心待ちにしておりまーす！！
by (2006-09-23 17:47)
住むところも考えて選ばないといけない
う～ん、難しいですね。
by (2006-09-23 20:38)
むむむ。うなってしまいました。説得力あります。次回の記事も待っています！
by katsura (2006-09-24 11:14)
開発された住宅地は、開発以前の５０００分の一あたりの地形図を手に入れて、調べてみるべきですね。
切り取り部分、盛土部分を調べるのがいいと思います。
by Baldhead1010 (2006-09-24 15:28)
とても役立ちますね。そもそも日本がやばいと思いながら…
by (2006-09-24 22:42)
災害、侮れませんものね。
by みい (2006-09-27 06:54)