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「匠」の登場する番組の正体とは(日経アーキテクチュア記事を読んで) [住宅]

やはりねえ・・・・

記事を読んでいると、うわさ話もちらほらと聞いいたことがあることを思い出した。

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もともと、無理して作っていたことは かなり知られていたけど、公にしたのは初めてかも知れない。

この記事によると、

施工中にあった 工事変更などに 追加工事費の話がなく、対応も遅かった・・・・ とあり、工事側の管理不足を指摘している。

しかし、自分が思うに、「言わないから いいんだ」ではなく、あるに決まっているのに、「言わせなかった」のではないかなあと、思います。

そもそも、設計監理者とは、「こうなると工事は追加となる可能性がある」ということを予測して、施工者と発注者 の間に立って、差配するのが役割で、内容から言えば、設計監理者の「監理不足」もあるなあと感じます。

その現場の雰囲気や 担当者の会話 やり取り が分かっている訳ではないのですが、こういう話は結構あり、

施工者も「設計者さんは分かっている」と勝手に思って、最後まで言わなかったりする人もいたり、逆に、監理者も、「追加について 言わないのであれば、最後まで言ってくれるな」と そんな姿勢の人もいたりと、様々。

業界では、施工者泣かせ という設計者もいて、施工のたびに泣かせているので、施工してくれる施工者が見つからない設計者もいるくらいです。これは、「あの設計者の家 建物を やると、追加工事ばかりで 損させられ、しまいには、追加工事も請求できず 踏み倒されるから 工事は請け負わないし、見積もしない応じない」 ということなんです。

現実にこんな設計者もいるのだから(誰とは言いませんが) テレビの「視聴率の取れるリフォーム番組」では このような事態は起きて当然でしょう。

この工事の顛末は、裁判の中で争われますが、自分は 番組側と設計者に責任がないわけなく、確実にあると思います。

設計者に責任は「監理者」として、かなりあるはずなので、無罪放免はないだろうと思ってますがね。

もっとも、テレビの仕事は、頼まれても請けませんよ。

施主の為になりませんから・・・・・ 

 

 


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