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本当にエコなのか? 太陽光パネルなどの省エネ設備 [住宅]

環境省が 太陽光パネルをこれから 年間新築の家の 6割に載せるよう 方針・・・・ とありましたが、そもそも 本当に 環境に良いのか エコなのか??


太陽光パネルは ちょっと前まで、電力会社が買い取って それで載せる お得感を演出していたが、今は、買取は消極的で、だんだん値段も下がり、当初、収支的な書類で太陽光を載せると判断したお施主さんには 許容できない結果となっている。ある意味 だまされている。


自分は 太陽光パネルについては、そもそも電力会社の買取がずっと続くとは思っていなかったし、そもそもエコなのか? と思っていました。

太陽光パネルは調べると、15年前に比べ 価格も下がりましたが(今は 逆に上がりましたが)、原料とパネルを作る人手も 実は 昨今、人権問題で噂の ウイグル等で作っている模様で、パネルの材料は山を切り開き 鉱山のように自然破壊して 原材料のシリコンを採取しているようです。人件費を安く抑えたい ということでウイグルで作るんでしょうが、人権問題がかかわっているので、もはや 自然破壊と人権侵害で ダブルで 大問題なもとのなってます。この話を聞くと 一体何が エコなのか・・・・です。


カーボンニュートラル とか カーボン~ と二酸化炭素を抑えると言ってますが、抑える機械設備を作るのに二酸化炭素を出している現状で、エコはただの売り文句となってます。こういうことって多く、SDGsも 自分から見ると 売り文句に感じます。


太陽光パネルは 当然ながら 載せると重くなり、既存の家に載せると 耐震性が下がります。地震力は、建物の重さが基で、発生します。つまり、軽ければ 地震では揺れないのです。でも、なぜか載せることを推奨してますね。新築であれば、最初から載せることを前提で設計すれば 当然 耐えられる建物となりますが、当然 多少なりとも 本体のコストアップにつながります。

太陽光パネルを載せるよりも 耐震性能を向上することが 国家安泰と 被災後の復旧 そして 被災後の見舞金等を減らすこともでき、日本の様な災害大国では そっちが先だろうと 自分は思うのですが・・・


そういえば、太陽光パネルは 後載せにしても 最初から載せるにしても、屋根と別ならば、屋根が塗り替え・修理 という場合は いちいち取り外さないといけません。瓦と一体型もあるので、それであれば その心配もないのかもしれませんが、板金屋根となると 15年程度で 塗り替え必要となったりします。その場合 どうするのでしょうか・・・


いづれにしても、太陽光パネルは 載せていいものなのか・・・・ エコだとか 儲かるとか 得だとか そういう目線で考えるだけではいけないのではないかと思います。

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意匠設計と構造設計の両立! [住宅]

普段、構造設計がほぼ専業化している当事務所が イレギュラーなんでしょうが、意匠設計と構造設計の併進は、ペースも違うので結構大変・・・ 意匠は施主直接に対して、構造は意匠設計者。構造はしばらくすると審査機関からの質疑・・と次から次。
 
自分の意匠設計は、実は構造ができる最大の武器を利用した、構造検討しながらの 意匠設計。普通の設計事務所は、というか 大概の事務所はできない。仮に構造のソフトを使っていても、圧倒的構造設計の場数が少ない為、判断力・設計力に差がある。要するに ソフト持っていても知らない人は設計できない。
というわけで 自分はできるので、梁の大きさ 耐震性等も 逐次調べながら進めるわけだけど、結構大変ですね。
とはいえ、手戻りもなく 安心な設計ができる。
お施主に自信をもって 提供できるんですが、うーむ 忙しいなあ。
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木造主体の設計者とRC・鉄骨系の設計者の違い [住宅]

久々の更新です。というか コロナ禍ですが 全然暇ではありません。

むしろ 忙しく、今年に限っては 久々の意匠のお仕事も入り 多忙を極めております。

意匠と構造の仕事は ペースが異なり、やはり一緒にやるとなると結構大変です。その話は おいおい~


さて、木造主体の設計者とRC・鉄骨系の設計者の違いは、はっきり言えば「寸法感」でしょう。

RCや鉄骨は あまり材料の規格に左右されません。もっとも、本当はあるのですが、外壁に貼るタイルだったりALCコンクリート壁であったりと、ないわけではないんですが、現場サイドが えいやあ とやっている感じで、設計者はおまかせ感覚かと思います。


細かく言えば、木造は全て 900とか910 とかの いわゆる尺で縛られていることが多く、木造を最初から始めた人は寸法感が尺で取られていることが多いです。しかし、人間の寸法感があるというのは 実際の家でも 「このくらい」というのが分かりやすく 完成時 あまり失敗はないのかな と思います。


逆に 鉄骨やRCを主に設計している設計者は、尺の寸法感がなく、メートルだったり、はたまた 1.2mのような数字を割っていたりと、いろいろありますね。


自分は様々な意匠設計者の図面を見ているので、感じられますが、意匠設計者同士 他人の図面を見たりするのはあまりないので、教わった先生や先輩の癖がそのまま移ることが多く、系統は そのまま残る感じです。

自分が思うに、木造は やはり「尺」で書いた方がよく、現場にも伝わりやすく、また、材料の無駄も少なく、ミスも少ないと感じます。

過去、それを設計者に失礼ながら指摘したら、「もうあなたには頼まない」と言われたことがあります。

でも、その意匠設計者は、他でも 特に現場では いろいろ言われているとは思うので、自分だけではないかと思うんですがね・・・・


設計者を選ぶにも 普段 構造は 木造? RC? 鉄骨? と聞いてみたらかがでしょうか???


追記
昨年 つてがあって「コノイエ」という解体系の会社さんの建築家紹介サイトに掲載されました。

そこでは 意匠設計者を結構 ぼろくそ言ってます(笑) 参考にしてください。(笑)

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