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高断熱高気密住宅!!!!! [住宅]

現在、分譲住宅にしても、マンションにしても、高断熱高気密仕様となっています。これって、ようするに、前よりも断熱能力が高く、機密性も上がっているということなんですが、ちょっと問題があります。

そもそも、2×4という住宅や、マンションなどのコンクリートの建物だと、元から高断熱・高気密でしたし、というより、気密性が高いといった方がいいかもしれませんが、従来の日本の在来工法といわれるものは、気密性は高くないのです。

大昔の、正倉院の作りなどは、これを利用しています。

また、クーラーのない時代の家なので、夏には通気性がよく、冬は気密性が夏より高い程度で、要するに、家自体、「つーつー」な家なのです。

また、ちょっと昔の農家で見られる、萱葺き屋根なども、同様のつくりです。

そもそも、日本には、高断熱・高気密住宅は向いてないように感じています。

法律・そして、住宅産業の方向が販売のうたい文句の為に取ってつけているように感じています。カビが多いのは、通風がないからです。気密性を高めると、当然、カビが生えやすくなりますし、なかなか改善しません。

法律での、シックハウスもそれに似た方向と感じます。

このシックハウスのせいもあって、昔可能だったことが現在の住宅でできなくなったという事が、実はあるのです。

ですから、たまに聞くのですが、施主了解の下、検査済証を取らない代わりに、昔のようにするそうです。(昔とは、例えば、屋根裏むき出しとか、大きく空間を取ることです。何故かは、24時間換気の為の換気扇にあります。換気扇はつけっぱなしだと電気代がかかります。これもいいこととは思えないのですが・・・高気密にする代わりの措置ともいえます。)

兎にも角にも、今の仕様の住宅は日本にあっているのか疑問に感じます。

皆さんはカビの生えやすい理由がそもそも何か、考えたことがありますか?


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katsura

カビは掃除をさぼるせいか、と思っていました(笑)。
by katsura (2006-08-09 21:33) 

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