「監理」 とは [住宅]
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設計事務所の仕事 というか、 一般的な建築士の『監理』という仕事は、住宅の仕事において、なおざりにされている部分だ。
ついこの間、こんな同業者からの相談が・・・・
構造の相談 と言いながら、以前、建てた3階建ての住宅の床下地、よくいう、剛性を取るための構造用合板が貼っておらず、代わりに、荒板が貼ってあるだけだったのがリフォーム工事をしたらわかったので、構造計算書通りでない施工となっていたので、今のままでもつかどうか、再検討計算してほしい とありました。
対応としては、「できない」です。
まず、その3階建ての住宅は、自分が構造計算したわけではないし、5年前なので、ソフトも更新しているため、同じ条件での検討はできない。そして、なによりも、床下地を構造用合板でやっておらず、もっと悪いことに、火打ちも入っていないとのこと。要するに、床の剛性は0扱いと同じとなる。その時点で、OUTなのだ。
関わるにしても、とても難しいので、お断りさせてただいたのですが、そもそも、この話、床の下地が合板でなかった・・・・という、ありえない施工を許した背景は、ずばり、『監理』していないからです。
設計事務所の設計料を「デザイン料」として、考えているところもあったかと思います。
しかし、この監理抜きでは、品質確保はできません。デザイン料で設計料の大半を占めているところは、監理しないんですかね??
そもそも『監理』 というのは、図面の通り作っているかをチェックし、最終的に、完了検査に合格させる事なんです。
完了検査は、早くに終わってしまうし、壁の中なんで見れるわけないので、そこを、『監理者』を定めて、品質を確保するというのが、法理上の意味でもあるのです。
しかし、それができていない設計者もいれば、工務店もお金を払いたくないから、設計者は不要 ということもかなりあります。
悪い流れです。
『監理』は、図面を引いて計画する事と同じくらい、比重も高く、なくてはならない仕事です。
自分も、確認申請だけやってくれ と言われても、上棟後は必ず見に行ってます。
こんなこともあるからです。
もっともそれは、自分が監理者の場合のみですが、現場に行くという作業を怠ると、どうしようもない事態となってしまいます。
これから家を作られるお施主様は、消費税等で建築費用がかなり増えますが、その代わり、じっくり家づくりができるかと思います。
ですが、その時に、『監理』がどうなっているのか 是非、聞いてみてください。
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