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空き家問題 [住宅]

久々の投稿です。

空き家問題について触れたいと思います。

近年、空き家が多く、社会問題となってます。

空き家が特に多いのが、郊外であり、何でこうなのか? といえば、高度経済成長から団塊世代が家を買う時代になった時、都心に家を買えないから、郊外に家を買う家族が多く、その時代に買った家が、空き家になっている。では、その空き家に子供世代が住めばいいじゃないかと言えますが、実はそう簡単な話ではなく、子供世代がそのまま住まないのだ。もっと近い、都心周辺に住むからだ。

そもそも、一戸建ての住宅や中古マンションがあるというのに、新築住宅や新築マンションが変わらず売っている。

確かに、新築ニーズはあるものの、未だに作られているのは、銀行がお金を貸すからであり、新築を作り続けないと成り立たない業種もあるからだ。

この悪循環。解消もへったくれも、世帯数よりも既に多く存在している住居。住まないならば、壊す!というのを促進する為に、税制も変更の方向。今は、家が土地の上にそのままある方が安い税だが、この先、5年以上すまない家となると、税が高くなる事となりそうだ。でないと、空き家が増え、それこそ、草木が生い茂る人気のない幽霊屋敷が多くできてしまい、町も崩壊。犯罪や火事が増えるだろうと言われているからだ。現に、アメリカではそうなっているし、犯罪に使用されることも日本国内ではあるようだ。

そんな中、郊外で空き家率の高い市や町は、条件付きで、空き家を購入/賃借する人に、リフォームや修繕の助成金を出す自治体も出てきた。

茨城県利根町

除去に対しても助成金を出す自治体も出てきた。

 

また、遠く離れた地方となるが、かの北陸新幹線が開通した 富山市 は、街の集約化によるインフラの費用圧縮を行っている。新しい街のあり方であり、地方都市の存在方法に一つであるが、これがスタンダードになるかもしれない。

この場合、空き家は市の辺部ではなくなることになる。

今の日本は縮小している。

当然、経済も大きくなることは無く、国力は減退するばかりで、なぜか、国費が増えている不可思議な現状。

借金が増えるが、返せるあてもない・・・・・

国が国民に借金して回しているが、限度額は国民の貯金と同額。

当然、その貯金額を上回れば、破産である。その時、私たちの貯金も消えて無くなる事になる。

 

さて、脱線したが、空き家対策は急務であり、待ったなしである。

でも、都心回帰が当然のようになってきているが、住まい方が多様になっている事を考えると、別に都心近くに住む必要性もないのではと?感じる。

企業も、何も事務所を持つ必要性もないと感じるが・・・・そういえば、都心では新築の事務所も増えている。

都心の余った事務所が住宅に化けているのはご存じだろうか?

とても難しく 深い問題であるが、都心に住む必要性と郊外で住む必要性を考え直す時代に来ているのは確かだ。 

 


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